年末?年明け?駐在員の本帰国。絶対に知っておいた方がいい税金の話

1.年末 or 年始?駐在員の本帰国。 こんなに変わる税金
この記事をおすすめする人
  • 海外駐在を終え日本に帰国予定がある人
  • 「年末と年始どっちで帰国しよう?」と迷っている人
  • 税金や住民税の仕組みがよく分からず不安な人
  • 帰国のタイミングで損をしたくない!という人

「おかえりなさい!」と空港で出迎えてくれる家族。
荷物を抱え、長かった駐在生活に一区切りつける瞬間――。

よめ

ついに日本に本帰国!!

海外駐在からの本帰国ってワクワクしますよね?

私は2025/12月に日本への本帰国を予定しています。

その喜びの裏で、帰国直前の私は 税金の計算シートとにらめっこしていました。
アルゼンチンからの帰任が決まったとき、日本の駐在経験のある同僚に言われた一言

「しずろく、帰国日は1日違うだけで100万円ぐらい変わるから気をつけなよ」

最初は冗談かと思いました。
でも実際にシミュレーションしてみたら、本当に「帰国日カレンダーに赤丸をつける」レベルの重要テーマだったんです。

この記事では、その「1日の差」がどんな税金にどう影響するのかを、体験談とともにわかりやすく解説していきます。

危うく痛い目に合うところでした。。。

よめ

正直、帰国日なんてただのフライトの問題だと思ってました…

以上参考になればうれしいです。 

しずろく (当ブログ管理人)

日系メーカー会社員 (ブラジル出向中)

JTCにて企画・営業管理職

月5万PV のブログを2つ運営
SEO・WEBマーケ勉強中。

海外で働くための情報を発信

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結論:帰国の「たった1日違い」で翌年の税金は数十万円変わる

2. 年末帰国?年始帰国?

「12月31日帰国」と「1月1日帰国」。
たった1日の違いですが、この差で 翌年の住民税と社会保険料の有無 が変わります。

例えば年収1,000万円の場合、差額は 70〜100万円以上


私自身、アルゼンチンからの帰任を前に計算してみて、正直ゾッとしました。
「1月2日のフライトに変えるだけで、新車の軽自動車が1台買えるぐらい差が出る」――これ、知らずに帰国したら悔やみきれません。

👉 画像挿入ポイント①:「12/31帰国と1/1帰国の分かれ道」をイラストで。飛行機とカレンダーのビジュアルが効果的。


駐在員と日本の税金:そもそもどうなっているの?

4.そもそもの駐在員の税負担おさらい

まず前提として、海外駐在員は基本的に「日本の非居住者」です。
非居住者の間は、日本の給与所得について原則として日本の所得税・住民税の課税対象外。

ただし――

  • 帰国したその日から「日本の居住者」として扱われる
  • 日本の税金ルールがフルで適用される

つまり「帰国日=税制リスタートの日」。
ここが大きなポイントです。

しずろく

ここを知らずに12月帰国したら…翌年いきなり住民税の請求がドーン!ですよ

👉 画像挿入ポイント②:「居住者と非居住者の違い」を図解。日本地図と飛行機マークで「税制のON/OFF」を見せる。


「1日違い」で税金が変わるカラクリ

6.実際の例
  • 12月31日に帰国した場合:
     翌年の1月1日時点で日本に住民票がある → 翌年から住民税が課税
  • 1月1日に帰国した場合:
     1月1日時点ではまだ海外にいる → 翌年の住民税はゼロ
よめ

同じ年末年始の帰国なのに、1日違うだけで明暗が分かれるって不思議すぎる…

さらに社会保険料(健康保険・厚生年金)も影響します。
帰国月によって加入タイミングが変わるため、年間で100万円単位の差になることもあります。

👉 画像挿入ポイント③:「1月1日時点の判定基準」をカレンダー風に図解。「ここが運命の日!」と強調。


年収別シミュレーション(住民税編)

7.住民税など

私が実際にFPに相談しつつ、アルゼンチン帰国のシミュレーションをした数値です(概算)。

年収12月31日帰国
(翌年住民税あり)
1月1日帰国
(翌年住民税なし)
500万約35万円0円
800万約55万円0円
1,000万約70万円0円
1,500万約110万円0円

これを見たとき、思わず「マジかよ…」と声が出ました。
アルゼンチンの青空市場で値切るより、この帰国日調整のほうがよっぽどお得(笑)。

しずろく

「FPさんに数字を見せられて、正直目が点になりました…。え、これ1日で変わるの?

社会保険料のインパクト

3.1日変わるだけで100万円損することも。

住民税だけではありません。
帰国と同時に健康保険や厚生年金に加入すれば、その瞬間から保険料が発生します。

  • 12月帰国 → 12月給与から社会保険料発生 → 翌年も継続
  • 1月帰国 → 加入が翌月から → 1年分遅らせられる可能性

年収1,000万クラスだと社会保険料は年間 100万前後
つまり、住民税と合わせて「200万円単位」の差になることもあります。

よめ

住民税だけじゃなくて社会保険料まで!もう笑えないレベルですね…

👉 画像挿入ポイント⑤:「社会保険料の年間負担イメージ」を図解。財布からお金がどんどん出ていくイラストなど。


実際の事例

今後のビジネスの展望

Aさん(年収900万円、12/31帰国)

  • 翌年の住民税:約63万円
  • 社会保険料:約90万円
  • 合計:150万円以上の負担

Bさん(年収900万円、1/1帰国)

  • 翌年の住民税:0円
  • 社会保険料:なし(翌月から発生)
  • 合計:0円

👉 画像挿入ポイント⑥:「AさんとBさんの比較図」。キャラクター化して吹き出しを付けるとわかりやすい。


帰国前に必ずやっておくべき3つのこと

8.チェックリスト
  1. 会社の人事・駐在員担当に相談
     帰国日調整が可能かどうかは会社次第。意外と柔軟に動いてくれる場合も。
  2. 役所・住民票の手続き確認
     出国時に「海外転出届」を出していればOK。ただし帰国時の復活タイミングで課税されるので要注意。
  3. 税理士・FPへの事前相談
     家庭構成や帰国時期によって細かい差が出る。シミュレーションは必須。
しずろく

帰国準備リストに“帰国日の税金チェック”を必ず入れて!

👉 画像挿入ポイント⑦:「やることチェックリスト」をアイコン付きで。


よくある誤解と落とし穴

9.よくある落とし穴
  • 「海外にいたら自動的に住民税ゼロ」 → 転出届を出していなければ課税されることも
  • 「短期出張だから関係ない」 → 駐在か出張かの扱いで課税有無が変わる
  • 「社会保険料は数万円でしょ?」 → 実際は標準報酬月額ベースで年間100万超え
よめ

ネットの噂だけで判断すると危険。制度は冷酷に“ルール通り”です

一時情報を確かめましょう!

👉 画像挿入ポイント⑧:「誤解と正解」を対比した図。赤×と青○を並べて。


まとめ:駐在員にとって帰国日は「最大の経済判断」

  • 12月31日帰国と1月1日帰国で差は数十万〜200万超
  • 住民税と社会保険料のカラクリを理解すれば損を避けられる
  • 帰国日調整は「税金対策」として最も効果的な一手
  • 12月31日帰国と1月1日帰国で差は数十万〜200万超
  • 住民税と社会保険料のカラクリを理解すれば損を避けられる
  • 帰国日調整は「税金対策」として最も効果的な一手リスト

私自身、アルゼンチン駐在からの帰任を前に計算して初めて「帰国日でこれだけ変わるのか」と驚きました。
帰国準備は荷物や引っ越しに気を取られがちですが、最後に一番大事なのは「帰国日カレンダーに赤丸をつけること」かもしれません。

👉 画像挿入ポイント⑨:「まとめイメージ」。カレンダーに赤丸&飛行機、笑顔の家族のイラスト。


関連リンク・参考サービス

  • 税理士ドットコム(無料相談で自分のケースを確認)
  • マネーフォワード確定申告(簡単にシミュレーション可能)
  • freee(帰国後の確定申告を効率化)
1.年末 or 年始?駐在員の本帰国。 こんなに変わる税金

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