海外赴任日が決定。けど何を日本から持って行ったらいいの?
はい。私も出向が決まり引っ越しの際に悩みました。
留学や旅行と違って駐在は長期の海外生活。そして、それは海外引っ越しという一大イベント。
何が現地で調達できて、何を持っていくべきか悩みますよね。
実際の私の経験談(妻・子2人の4人の海外引越)と周りの駐在員の方の意見から、
日本から海外に
- 持ってきたもの9選
- 持ってこなくても良かったもの3選
を紹介します。
注:国や地域によっても異なるのでご参考までに!
当ブログは「世界での活躍、応援します」をコンセプトに、海外で働きたい方向けの記事、独自の企業分析情報を発信しています。私のプロフィールはこちら。
持ってきて良かったもの
辞書
いきなり辞書です。紙の辞書がおすすめ。
海外駐在 = 外国語での生活です。家から一歩外に出れば生活のすべては現地言語。(家では違うけど)
英語(現地語)を制すものは海外生活を制すといっても過言ではないです。
現地で語学学校に通う・生活で分からない単語を調べる、そんなとき必ず必要となる辞書。
今はGoogle 翻訳みたいな無料のWeb アプリが優秀。出先や仕事中はこれで十分でしょう。
ただどうしても派生語や細かい単語の意味を知りたい時があります。そんな時に辞書は必須です。
言語別おすすめ辞典は以下。
英語 – ジーニアス英和辞典
説明不要の有名英和辞典です。この情報量で4,000円以下。一生ものです。
スペイン語-小学館西和中辞典
C部長の赴任先がわかってしまいそうですが・・仕事・日常生活で愛用しています。
スペイン語学部の大学生が必ずと言っていいほど持っている王道辞書です。こちらも一生もの。
ワイヤレスイヤフォン
国によっては日本で買える家電が2~3倍の値段になります。
日本で買っていけるものは絶対に勝っていくことをお勧めします。
そしてランニングや散歩など海外での息抜きの必須アイテム。ANKER はコスパ最強。
AirPods は説明不要ですが、おすすめはANKER。値段はAirpods より安く、クオリティと質感は同じかそれ以上です。
洗濯ネット(網)
マジで必須アイテムです。
海外でも手に入りますが、日本で100均で売っているネットがそのまま 海外で10ドルくらいで売られていたり、クオリティが低いのに値段高かったり・・・
船便・航空便のスペースがあればそんなに場所も取らないのでで絶対持っていくことをお勧めします。
1,000円くらいで大小まとめて売っているもので十分。
kindle
Kindle はAmazonが作っている読書専用端末。
Ipadや他のタブレットとどう違うの??
はい。全く違います。
防水・光反射しないという機能はもちろんバッテリーの持ちも全く違います。
私はこの南米の地で毎日風呂で使っていますが充電は約1か月に一度。
「ブルーライトゼロ」「数千冊の本が端末一つに」・・駐在員の必須アイテム。
Kindle にはいくつかモデルがあります。
AmazonのHPで比較ページもありますが自分で比較作ってみた。大体こんな感じ。*値段や仕様は2022/9月時点のものです。
個人的には防水機能のあるPaperwhite以上がおすすめ。
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
値段 | ¥12,980 | ¥16,980 | ¥34,980 |
容量 | 16GB | 8/16GB | 8/32GB |
サイズ | 6 inch | 6.8 inch | 7 inch |
重さ | 158g | 205g | 194g |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
防水 | – | 〇 | 〇 |
お気に入りの食器・調理器具
これは必須アイテムではないかもしれません。皿やフォーク・ナイフはどの国でも手に入るし。。
でも、好きな調理器具やお気に入りの食器は悩むのであれば持っていくことがおすすめ。
使い慣れた食器・鍋を使うだけで海外生活の日常のストレスが減ります。
海外では日本と同じクオリティのものが売っていないことがしばしば。一方で場所も取るのでここはバランスですね。。
私の家の場合、ルクルーゼのホーロー鍋と、バーミキュラの鍋は妻が重宝していて持ってきました。
特にバーミキュラは無水調理ができ、海外の野菜もこれで蒸したり煮込むと味が格別。
MADE IN JAPAN のバーミキュラで蒸すトウモロコシ・サツマイモは最強。
炊飯器(電圧に注意!)
定番ですね。日本人たるや米はやっぱり必須。鍋でも炊けますが毎日は大変ですよね・・
日本の大手家電量販店で海外向けの炊飯器が売っています。
今は爆買い観光客が少ないのでチャンスです。
私もコロナ下の海外出向(2021年)でした。店頭の外国人観光客向けの220V 炊飯器を値切って購入。
他のドライヤーなどと一緒に買ったのもありましたが良い買い物ができました!
国内ではTIGERやZOJIRUSHiの炊飯器がおすすめです。
くれぐれも各国に合った電圧を選んでください!
お土産(現地で配るための)
これは自分の生活向けではないですが、家族付き合いでお世話になる人や職場の人に配ったりするのに役立つ。
ちょっとやりすぎくらいの「THE JAPAN」感のあるグッズが喜ばれます。
こんなのとか、
現地の人へのばらまき用にこんなものも受けます。
他のおススメはあとは・・「百均での爆買い」。
扇子、アニメ柄のポケットティッシュ、箸、子供用品など喜ばれます。
百均は駐在員の味方。
空気清浄機
海外での居住環境はは必ずしも良いわけではありません。
先進国への出向であっても家のデザインはよくても空気の通りが悪かったり、極端に部屋が乾燥することもしばしば。
空気清浄機は私は持ってこずに後悔しているものの一つです。
子供がいる方などもアレルギー防止・部屋の感想には注意したいですよね。
私が日本で8年くらい使っていたSHARPのプラズマクラスター加湿・空気清浄器。
これ一つで約20畳のリビングカバーできます。使用の際は電圧は要チェックです!
クレジット・デビットカード
これは追加で1-2枚用意しておくと安心です。
海外にいるときは盗難や紛失の際、再発行の手間・コストがかかります。
多すぎても管理が大変ですが、追加で準備しておくと安心でしょう。
私がおすすめするのはカード利用と一緒に飛行機のマイレージ取得ができるクレジットカードがおすすめ。
スターアライアンス系のマイルをためる人はANA VISA カードはまず間違いないです
ONE WORLDであれば、JALカードもいいですが、個人的にはカードキャリアをJCBで作ることはおススメしません。
VISA, AMEXと比べて海外でJCBを使える国が少ないからです。
タコ焼き機(ガスボンベ仕使用タイプ)
最後にタコ焼き機です。
これが調理器具の中で個人的に一番オススメ。
変なものを最後にすみません。でもマジで持ってきて良かったです。
海外生活の際にホットプレートを持っていくのもよいでしょう。
ただし、電圧の違いがある場合、いちいち買うわけにもいかないですよね。そして帰国の際には荷物になるだけ。
そこでこのガスボンベタイプのたこ焼き器。個人的に持って来て良かったものTOP3に入ります。
対応ガスボンベは世界中どこでも手に入ります。(250ccは世界規格共通)
特にこのたこ焼き機が活躍するのは海外でのホームパーティ。
寿司やラーメンに少し慣れた外国人もこのたこ焼きには興味津々。
味はもちろん大好評。(何回使ったことか・・・)
持ってこなくても良かったもの
一方で必要だと思っていたけど、結局持ってこなくても良かったものはあります。
本 (紙の)
これは引っ越しの際結構悩みました。
海外生活は4-5年にわたることがわかっていたので、
結局家に置いていた書籍・子供の漫画・実用書・雑誌選別してすべて持ってきました。
ただやはり重くて、場所を取ります。
私は本はずっと紙派でしたが、前述のKINDLEで電子書籍化して実際本はここまで持ってこなくてよかったな~と思います。
持っていた方が良い紙の書籍は 辞書・電子書籍化されていない本です。それ以外は電子書籍リーダーで十分。
変圧器
これは「必要じゃないの」?と思うかもしれません。
ただ、最近の家電は”100- 240V” 記載(世界中で使用可能)が多いです。
一昔前みたいに海外生活は変圧器! というのは少しずつ変わってきています。ドライヤーでも全世界対応があるくらい。
なので、持っていく家電によりますが変圧器は最低限で大丈夫です。少なくとも大きいサイズのトランスミッターなどは必要ないです・・。
最後に
最後に、ですが上の持ってきて良かったもの、持ってこなくても良かったものは家族環境、滞在先の国によります。
実際私は「家族持ちの南米への5年間の出向」だったので実際は上記以外にも持ってきて良かったものたくさんあります。
例えば-
- 子供用の弁当箱 (海外では手に入れにくい)
- お気に入りの化粧品・シャンプー (主に妻)
- 常備薬(これは持病によりますが、海外で手に入りますが)
- 計量カップ・スプーン( 妻のお気に HARIO)
- サランラップ (俺はいらないと思うけど・・)
- スリッパ (これも海外で売っているけ・・)
- 日本食品(海外で手に入るが、荷物のスペース空きがあれば)
等。
船便・航空便でスペースがあればぜひご検討ください!
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