
どうも、しずろくです。
今日は100年以上前に 出版され、なお世界で読まれている名著の紹介。
「自分の時間」(アーノルド・べノット著)
いつの時代も国の東西を問わず悩みの「時間」。
成功も、成長も、問題解決も全て時間の使い方がカギを握っているのは言うまでもありません。
ビジネスマンが読むべき「一生に一冊」の本です。
- 1860年のイギリス人も「時間の使い方」に悩んでいる。
- 時間の「濃度」は訓練して増やすことができる
- 江頭2:50にも、岸田総理にも、私にも平等に与えられている「時間」
- ビジネスマン必読。人生は時間の使い方で全てが決まる



将来グローバルに働きたい



何事も継続でいない
そういう方に「一丁目一番地」に読んでいただきたい本。
それは アーノルド・べノットが書いた名作「自分の時間」。
著者は1867年生まれのイギリスの作家。(リンクはWikipediaに飛びます)



いわゆるノウハウ本ではなく、
出版から100年間世界で読まれている本。
これから海外で働きたい人、年始に立てた目標が早速できていない人にオススメの本。
本書は「時間」とは何か、その「使い方」を12章にわたって書いています。
今回はその内容を、超圧縮してお伝えします。
佐藤優 (元外交官で作家同志社大学の客員教授)さんも絶賛している名著。
「時間を征する者が人生の成功をつかむ。
佐藤優
こういう例を私はこれまでにたくさん見てきた。
ベネットがこの本ですすめる方法をいくつか実践するだけで、あなたの人生は確実に変わる」
習慣って変えるのしんどいよね。でも大事なのは「最初の一歩」だけ


先に「人生」を、大したことないもの、つまらないものにする方法を説明します。
それは「過ぎ去っていく」今という時間をなんとか精一杯浪費することです。
目の前にやらなければいけない事がある。何をすればいいかわかっているとき。
「絶対にうまくいく失敗方法」は、スマホを見て、昼寝をすること。
そうすれば「ほぼ必ず」人生は失敗して、つまらないものにできます。
この「自分の時間」の中で筆者は、
そして、明日の時間を、今、浪費することもできない。
なぜならそれは「明日のあなたのためにとっておかれている」からだ
と述べています。
実際にあなたが「やりたい」「成し遂げたい」と思っていることの多くは1日・1週間で達成できないことが多いでしょう。
大切なのは「明日から」「明後日から」やるのではなく、
「今から一歩だけ」踏み出すことです。
驚くべきことは与えられた「24時間」は私にも、江頭2:50にも、岸田総理にも皆完全に平等ということ。
朝起きたら、全員のポケットに必ず24時間入っています。
最初の一歩を踏み出そう。時間は前借も繰り越しもできない
良く考えよう。仕事は一日7時間。
「ななぁふぅん!!??」(7分?)
すみません。カタールW杯の本田圭佑張りに言いました。言い直します。
7時間。これはあなたが本業と向き合っている時間です。
一日の時間のうち29% しか仕事に充てている時間はないです。





転職したい!海外で働きたい!でも時間がない!
私も昔よく思いました(笑)
この本に書いてあることは「普遍的」であり「多くの人が忘れている真実」です。
生活の糧を稼ぐ仕事は、平均すれば7時間ではないか。
睡眠時間は何時間くらいだろう。ざっくりみて7時間くらいだろうか。いや、あと2時間大目に見てもいい。
あなたは残りの8時間をどのように使えるのか。、説明できる人がいれば、すぐにご説明願いたい。
当たり前。でも確かに。
休憩時間を除いて会社に縛られているのはせめて7時間。
食事時間や休憩時間。だらだらしていませんか?



私の場合は現地の労働時間 + 日本の時間合計16時間ですけどね!
(南米駐在あるある)
9時に出社して17時に帰る人。
そんな人の睡眠時間を8時間としても、
それでもあと「8時間」丸々残一日のうちに残っているのです。
この8時間の使い方を「よ~く」考えよう。というのが150年前にこの本を書いたアーノルドさんの主張。



スマホもNetflix もいいです。
でもあなたの人生の目標、遠ざかっていませんか。
「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」
イチローとジョブズがやったこと。


世の中に天才は本当にいるのでしょうか?



YES 。(多分)
でも私の短い人生の間では出会ったことはないです。
ちなみにイチローもスティーブジョブズも自分のことを「凡人」と認識していた一方、
「時間には限りがある」ことをよく理解した凡人でした。
「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
(イチロー)
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?
“If today were the last day on my life, would I wanna do is what I’m about to do?”
(スティーブ・ジョブズ)
本著の中でも、
あらゆることの「原因と結果」を頭の中に入れておく
物事の原因と結果を絶えず頭に入れておくことである。言い換えれば、世の中の有為転変の姿を認識することであり、さらに言うなら、物事が継続するその実走を知ることである。
と書かれています。大切なのは才能ではなく、
「時間の有限性」と「継続と結果の因果応報」を知っていること。
以前の記事に書きましたが、私たちが想像するたいていの夢は「誰でも実現可能」です。
- TOEICを900点達成する
- 海外駐在する
- スペイン語をビジネスレベルまで上げる
- 年収1,000万円を30代までに達成する。
これは私が20代のころ掲げた目標。



当時才能のかけらもなかったですが、
継続だけはして達成しました。
- 1年後までに 体重-10KG
- 生涯で貯蓄1億円貯める
- 海外留学する
- 外資系に転職する
こういった夢。
100%誰でも達成できます。正しいやり方で継続をすれば。
(ノウハウコンテンツを売るわけではないのでご心配なく!)


メジャーリーグでホームラン王になる。
ビジネスで100億円の売り上げを上げると言っているわけではないのです。
まとめ
人生の全ては「時間の使い方」で決まります。
この名著が語っているのは「こうすればいくノウハウ!」「明日から人生が変わる!」みたいな本ではありません。
書かれているのはビジネスマン・学生・あらゆる社会人が
「一丁目一番地」に読んでおくべき心の柱みたいな内容です。



高校生でもわかりやすい本。
あなたの人生には「たくさんの余白」があります。
著者のアーノルドベネットは、弁護士業をしながら、生涯80本もの小説を書き、成功を収めました。
彼は才能やお金があったのではなく、
ただ「時間の真理」を知り、愚直に日々できることをしていただけです。
どなたかの参考になればうれしいです!それでは!





