どうも、しずろくです。
海外で働きたい!
駐在員になりたい!
けどなかなか転職活動うまくいかない
という方。いると思います。
世の中に転職サイト・転職エージェントはごまんとあります。
ただその二つは似て非なる、全くの別物です。
転職活動をスタートさせるときに必ず知っておくべき事を今回書きます。
「転職サイト」と「転職エージェント」って結局何が違うの?
どうやったらグローバル企業に転職できるの?
という方に向けて
年収アップ、職場環境向上には、
なぜ「転職エージェント」が良いのかを説明します。
友人に転職エージェントのプロがいますが、
彼曰く、
「もし俺が転職する側だったら転職サイトは怖くて使えない」とばっさり。
今回、実際に転職エージェントを使い、
中小企業から東証プライム上場企業
に転職した私しずろくの経験も踏まえて記事を書きます。
良い転職で海外で働く人が増えるとうれしいです。
- 『転職サイト』と『転職エージェント』の違いが知りたい
- 転職には興味があるけど何をすればいいかわからない
- 転職で年収アップ・労働環境向上をめざしている
- しずろく (当ブログ管理人)
- 日系メーカー30代会社員 (南米出向中)
- 中小企業から一念発起グローバル企業に転職。
- 海外駐在希望を出し続け、2020年に海外へ。家族と奮闘中。
- 月5万PV のブログを2つ運営。詳しいプロフィールはこちらから。
当ブログは「世界での活躍、応援します」をコンセプトに、海外で働きたい方向けの記事、独自の企業分析情報を発信しています。私のプロフィールはこちら。
- 転職サイトと転職エージェントは全く別物です。
- 具体的に『転職サイト』と『転職エージェント』が違う理由5つ紹介しています
- 年収アップ・待遇改善の転職を考えている人は『転職エージェント』を使いましょう。
- 転職エージェントの注意点もあります。それはミドル・ハイクラス層の求人が多い事。
(20代や第二新卒向けのエージェントも紹介します)
転職エージェントの仕組み
まず、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということで、
『転職エージェント』がどうやってマネタイズをします。
これを知れば転職業界の理解が深まります。
転職エージェント・サイトは別に敵ではないんですけど、相手を知ろうという意味です。(笑)
企業が人材補欲しいと思ったら
さっそくですが、企業人事が
新しい人材が欲しいわ。
と考えた時に取る方法は下記です。
直接採用・・・自社で広告を売ったり、就職フェスでブースを出すといった活動。
これは『いい人材がかかる』のを待って自分でふるいにかける採用活動です。
直接採用のメリット (企業目線)
・自社で好きなように広告を出せる
・比較的低予算 (広告宣伝費 or イベント費)
企業から見たデメリット (企業目線)
・企業の採用戦略が公に出てしまう
・良い人材に出会いにくい (来る人材様々)
間接採用・・・こちらは『こんな人材が欲しい』と各エージェントに候補を知らせておき、エージェントに採用候補者を見つけてもらう方法。。
間接採用のメリット (企業目線)
・ミスマッチを防ぎつつ優秀な人材を採用
・本気でっ優秀な人材が欲しい場合、採用効率がいい。
・かかるコストも高いが「採用時」の実費のみ。というのは納得感。
間接採用のデメリット (企業目線)
・採用時にかかるコスト高 (採用者の年収30-40%)
間接採用は、エージェントにふるいをかけてもらい、
『即面接!』みたいな感じです。
企業は転職サイトは汎用的な人材(採用戦略が知られてもよい)を採用するときに使うのに対し、
転職エージェントは『お金をかけてでも本気で優秀な人材が欲しい』と気に使う。
企業目線:転職エージェントは高コスト
この転職エージェント。
企業からすると一番高コストの採用方法です。
上述しましたが、企業からすると
転職エージェントにかかるコストは安くありません。
一方で、『採用時のみ』エージェントに費用を払うのでその採用効率は計り知れません。
また、事前に希望する人材をエージェントに伝え、
エージェントが候補者をふるいにかけるので
入社後のミスマッチは起こりにくいです。
こんなにも違う『転職サイト』と『転職エージェント』5つ
企業目線の『転職サイト』と『転職エージェント』の違いは分かったわ。じゃあ転職希望者側から見た違いは?
早速見てみましょう。
【全く違う】求人の質
『転職サービス』と『転職エージェント』は
求人の質が違います。
『転職サイト』、掲載求人の質は玉石混交。
『転職エージェント』は厳選求人が多い です。
転職 エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
サービス 形態 | WEB登録 対面式 | WEB メディア型 |
求人紹介の 方法 | コンサルにマッチした 案件を紹介してもらう | 転職希望者が自分で探す |
企業側の コスト | 成功報酬 (採用時、年収30-40%を エージェントへ) | 広告掲載費 |
企業側の リスク | 高い費用 (採用決定時) | ・低いマッチング (応募者を絞れない) ・他者へ企業戦略が周知 |
求人の質 | 高い (業界に精通したエージェント) | 玉石混交 |
企業が 求める人材 | コストをかけても得たい 優秀な人材 | 低コストで雇える人材 |
転職希望者 のコスト | 無料 | 無料 |
『求人の質』という観点からも転職エージェントと転職サイトはこれだけ違います。
企業目線で見ると、
転職サイトは、広告掲載後は応募者がかかるのを待つ。 のに対し、
転職エージェントは、採用までエージェントに任せる
というのが大きな違い。
企業からしたら、かかるコストは『採用決定時』
にエージェントに払う費用ですね。
なので必然と
汗をかくのは「エージェント」です。
企業は『お金をかけてでも』採用したい場合に就職エージェントを使い、
『コスパ良く』安く採用したい(汎用的な業務)場合に求職サイトを使います。
必然と、「転職エージェント」の
求人の質が高まります。
求人の探し方
求人の探し方にも大きな違いが。
転職サイトでは、『自分で登録し、数千の会社から自分で探す』ことになります。
WEB上のフィルタで「風通しの良い職場」
とか「幹部候補」とか絞るの良くあるわね。
一方、転職エージェントではあなたの現在の職歴、年齢、業種に基づいて、
『エージェントから紹介を受ける』ことになります。
エージェントは業界を熟知しており、何百人の転職者を採用させてきた経験から目が肥えています。
転職希望者が「圧倒的に効率の良い」転職活動ができます。
求人情報の集め方
転職希望の企業情報の集め方にも大きな違いが。
転職サイトでの企業研究はWEBメディア内での情報収集になります。
もし知人にたまたま働いている人間がいれば一時情報として話を聞くこともできますが、サンプル数は低いでしょう。
転職エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
企業情報の集め方 | 自分 + エージェントの濃い情報 | 自分だけ |
集める方法 | エージェント経由の一時情報 (頻繁に企業訪問) | WEB情報メイン |
入社後のミスマッチ | 非常に低い | 可能性あり |
一方、転職エージェントは
『その企業の社内事情に精通』しています。
- どんな管理職がマネジメントをしているのか
- 会社の事業の方向性に勢いがあるか
- その企業ならではの課題が何で、これから会社が何をやっていきたいのか
知っています。それは、対象企業に足しげく通い、『血の通った』情報を日々得ているためです。
このため、持っている情報の濃さが、
WEBや二次情報とは比べ物にならないです。
転職希望者をさっさと企業に押し込む悪質な転職エージェントがいることは事実。
これは成果報酬を目当てにしている零細転エージェントです。
一方でJACリクルートメントやマイナビエージェント等は、『信頼』で転職サポートをしています。
くれぐれも悪質なリクルーターに会わないための心掛けが必要。
応募書類の添削・面接対策
個人的には私の転職時、
これが一番大きなメリットでした。
大卒で入った中小企業から今の企業への転職時、
私自身右も左もわからず、
『転職サイト』と『転職エージェント』いずれも登録していました。
その際に痛切に感じたのが、この『応募書類添削』と『面接対応』の対応の違いです。
比較見てみましょう。
転職エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
履歴書添削 | 親身になって エージェントと見る | 自分で |
レジュメ添削 | 親身になって エージェントと見る | 自分で |
面接対応 (一般) | まず一時面接で こけないような対策を徹底 | 自分で |
面接対応 (対象企業特化) | 対象企業の過去の例を知っている (企業人事からヒアリング) 対策を共有してくれる | 自分で |
【スピード感】給与交渉と日程調整
まとめ
こんなにも違う転職『サイト』と『エージェント』
給与アップしたいなら転職エージェント
私の経験上、
給与アップしたいなら迷わず転職エージェント。
汎用業務に就きたいなら転職サイトです。
アクシスコンサルティング
海外駐在したいなら『ここ』
- 外資系、IT企業への転職実績が豊富なアクシスコンサルティング。
- 創業2002年の老舗エージェント
- 大手外資ファームや、外資系IT企業、また国内のIT系メガベンチャーなどへの転職実績が豊富。
サムライJOB
20代ハイエンド層の転職
- 薦めたい転職エージェントNo.1.に選出
- 40年以上企業の海外進出をサポート
- 老舗JACリクルートメントと共同運営
- 海外案件・外資系企業に強い。
ネオキャリア
第二新卒・Fラン大からでも
キャリアアップ
- 大手企業に転職後、海外駐在した人も
- 正社員経験3年未満の方向け
- スタッフも第二新卒
- 2000年設立の老舗エージェント
- 経験豊富なキャリアアドバイザー
終身雇用・年功序列は崩壊
最後に。
先日、日本経済新聞にこんな記事がありました。
一つの会社で勤め上げるという
世界は終わりつつあります。
トヨタも採用方針を
『採用者数の5割を中途採用に』舵を切っています。
何が起きているかというと、『転職』はオプションではなく、必須になりつつあります。
『40歳転職経験ゼロ』
= 『環境変化に弱い人材』と
見られる世界に入っていきます
これは欧米ではすでに常識。
中小企業から、いわゆる大企業に転職した私自身、本当にそう感じています。
じわじわ進みつつあるトレンドなので感じにくいです。
いざ、というときに手遅れだったということが無いように準備しておきたいですよね。
終わりに
それでも転職エージェントを使うのはなんか怖い。
結構厳しいことを言われるんでしょ?
みたいな心配あると思います。断言します。
転職エージェントはあなたの
上司の100倍優しくしてくれますよ。(笑)
今は転職市場は好景気。
よい求人情報が転職エージェントに溢れています。
こんなメリットしかない転職。
自分のキャリアチャンスを逃さないでくださいね。
- 年収100万円アップはよくある話
(今と同じ業務内容) - リスクゼロ。
(受かってから今の会社を辞めればいい) - ノーリスクハイリターン
- 今本気で転職考えていなくても、
登録しておくだけでOK
転職エージェントを使う前にしておくべき記事もこちらに書いています。
良ければご覧ください。