しずろくスーパー中小企業から倍率50倍のホワイト企業に転職成功し、南米支社に海外出向。ゆるゆるJTCリーマンやっているしずろくです。
突然ですが、皆さんは給与振り込み・日常の利用に
メインバンクはどの銀行を使っていますか？
UFJ,みずほ、ネットバンク、ゆうちょ?
忘れてはいけないのは緑の看板でおなじみ。SMBC 「三井住友銀行」ですね。
悩む会社員三井住友の海外駐在・待遇ってどうなの?
しずろくメガバンクに入りたいけど
就職・転職難易度を知りたい。
そんな海外志向＋金業界で働きたい方向けに 、
3大メガバンクの一角「三井住友銀行」の海外駐在を
- 他メガバンクとの比較
- 海外駐在における業務内容
- SMBCならではの海外駐在メリット
- 強みと課題
- 海外シェア率
- 就職 & 転職難易度
しずろくこれらを私(日本企業から海外出向中)が説明します。
大人気（？）の海外駐在オススメ企業分析。今までメーカーや総合商社を取り上げてきました。
今回メガバンクの三井住友銀行の海外駐在を調べているうちに、
こんな気持ちが湧いてきました。
ということで・・この記事はこんな人にオススメ。
- メガバンクに入り海外で活躍したい人
- メガバンクに就職したい学生
- 三井住友に就職したい学生
- 大手メガバンクに転職をしたい社会人
- BIG 3 メガバンクの中でSMBCの強みが知りたい人
1.三井住友銀行こんな企業
- TOP3 メガバンク内で2位の海外売上高(UFJの次）
- 研修・社員にかける手当が多い
- 2026年1月から年功序列を廃止！
2.三井住友銀行の海外駐在
- 三井住友銀行の海外駐在員は 1,083名 (全社員中 4%)
- アジアで強い！（タイ・インドネシア・ベトナム）もちろん欧米も
- 海外トレーニー制度* で3年目から海外出向も。
- 業績のうち、30%が海外売上高。
3.三井住友銀行こんな人にオススメ。
- グローバルネームを背負い世界で活躍したい人
- 入って速攻で海外駐在したいバンカー
- プロジェクトをチームで進めたい人
- 海外赴任の経験を若い時から積みたい人
当ブログは「世界での活躍、応援します」をコンセプトに、海外で働きたい方向けの記事、独自の企業分析情報を発信しています。私のプロフィールはこちら。
本記事は以下の情報をもとに作成しています。
本記事は以下の情報をもとに作成し、情報の信頼性を保っています。
- 三井住友銀行HP
- 就職四季報2024
- Openwork
- 転職会議
- しずろく自身の海外駐在仲間からの情報
【おさらい】SMBCを取り巻く環境
しずろくまず、三井住友銀行を取り巻く環境についてざっとおさらい。
海外駐在記事だけ読みたい！という人は先に読み進めてください。
【メガバンクの衝撃】年功序列の廃止 2026年から
しずろくかなり衝撃的でした。
三井住友銀行は2026年1月をメドに、人事制度を抜本的に変えます。
入社年次を給与に反映する「階層」を廃止するほか、シニア層の給与を自動的に引き下げる仕組みも撤廃。
年齢にこだわらず能力の高い人材を厚遇し、優秀な人材の獲得や引き留めにつなげる狙いが見えます。
「20代でも2,000万円」が可能（支店長クラス）– となるSMBC。
今後若い優秀な人材が集まってくる企業になると見込まれます。
しずろく年功序列の崩壊の前に「30代がやっておくべきこと」はこちらの記事に書いてます。
【絶好調】三井住友経済圏「Olive」がヤバい。
若手社員飛ぶ鳥を落とす勢いのアプリね。
個人向け総合金融サービスアプリの「Olive」。
2023年にリリースしてから1年で既にアカウント数が250万を突破。
銀行・決済・保険・証券が何と一つのアプリで管理できるスーパーアプリ。
しかもTポイントとの連携やマネーフォワードとの連携発表も次々と行っていて
三菱UFJやみずほが追いつけないような独自の経済圏を作りつつあります。
しずろく今後数年で成長大きい分野。
家計簿アプリとの統合とか楽しみすぎる。
フィンテック分野の強いSMBC。今後も目が離せません。
Olive公式サイト
三井住友銀行 企業概要
しずろく三井住友銀行の会社概要。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 三井住友銀行 |
| 業種 | 銀行業、リース業、その他金融サービス |
| 会社規模 | 大企業 |
| 海外 赴任地域 | 世界各国(アジア・ヨーロッパ・北中南米・アフリカ・オセアニア） |
| 駐在員比率 | 4% (従業員28,012人中、1,080人） |
| 海外駐在 メリット | 最短で「入社3年で海外出向」。グローバルな経験 豊富な海外駐在手当 手取りは 日本の1.5~2倍。 |
| 海外駐在 デメリット | 伝統的日本企業から-> 一気に実力・成果主義に舵を切りつつある 安定志向の人にはきつくなるかも。 |
| しずろく コメント | 成果主義を実務で導入する三井住友 独自の経済圏Oliveも魅力。 大手メガバンク内でも随一の優良企業。 |
| 海外駐在 オススメ度 | |
| 三井住友銀行の採用情報 | https://www.smbc.co.jp/recruit/ |
「業種」は四季報の分類から。「会社規模」は「大企業」「中小企業」「GNT(グローバルニッチトップ)」の３つに独自分類
しずろく大手3大メガバンクの一角。
「銀行」というよりも証券・クレジット・フィンテックを扱う総合金融サービス会社という位置づけ。
売上高・利益率
三井住友FGの2023年売り上げ高 は6.1 兆円。
2023年営業利益率は18.9%
若手社員銀行ってこんなに利益率高いのね。
大手メガバンク3社を比較してみました。
ちなみにメガバンクの中の三井住友の位置づけ・考え方を深く理解したい人にはこの本がおすすめ。
若手社員三井住友銀行（SMBC）がどのようにしてデザインを活用し、顧客体験を革新してきたのかを描いたドキュメンタリー本。
三井住友銀行の会社評価・働きやすさ
- 待遇の満足感やコンプライアンス遵守いずれも業界高水準
- 平均残業時間は32時間 /月
- 有給消化率 82.5%と高水準
しずろく世界のトヨタ。ホワイト企業と言える各指標。
よめ他銀行業界の企業と比べてもTHE 「ホワイト企業」ね。
三井住友銀行の平均年収
平均年収は
836万円
(就職四季報 2023から引用)
です。これは職種・年齢にもよりますがメガバンク最高水準。
三井住友銀行の年収は、基本給に加え、残業代や賞与（年2回）を含めた総額で評価されます。
以下にSMBCの職位ごとの一般的な年収を示します。
| 役職 | 年収 | 年次 |
|---|---|---|
| 一般職 | 400~900万円 | 1~7年目 |
| 中堅職 | 1,000~1,400万円 | 8~16 年目 |
| 管理職 | 1,500 ~1,900万円 | 15 年目 ~ |
| 上級管理（支店長） | 2,000万円~ | 評価や業績次第 (若い支店長も） |
SMBCは成果主義を導入することから、この表通りではない場合も多数。
三井住友銀行の海外駐在 – 年収・職種・赴任地
海外駐在時の年収
しずろく海外駐在時の推定平均年収です。
1,251 ~ 1,668 万円
(平均年収から概算。30代一般職クラスの想定。支店長クラスならこの倍。)
海外駐在時年収の算出方法・・平均年収 x 1.5 ~2 倍
海外赴任時は各種手当により収入・手取り金額がアップします。
赴任地・年齢・家族帯同にもよります。詳細はこちらの記事で書いています。
三井住友銀行の海外赴任。職種・部門は？
よめバンカーの出向。どんな部門の人間が海外赴任するの？
主な職種としては、国際業務部門、営業担当、リスク管理、経営企画など。
国際業務部門では、国際的な取引や融資業務を担当し、営業担当は現地の企業や顧客との取引を促進します。
リスク管理部門では、現地のリスクを評価し、適切な対策を講じる業務も。
経営企画部門では、現地のビジネス戦略を立案し、実行します。
さらに！
最近は「最速で入社2年目から海外出向」できるグローバルバンキングコースができたことが話題になりました。
しずろくこのコースは入社前から「ロンドン・ニューヨーク」支店勤務が約束されたポスト。
最速で入社2年で海外出向。昔のメガバンクでは考えられませんでした。
それでもこのエリートコース以外にも海外駐在枠が増えているのがSMBCです。
【赴任地】SMBCの海外駐在
三井住友銀行は、国内に454支店、海外に19支店を持ち、総資産約230兆円を誇る大企業。
下記地域に販売拠点があります。
(2024年時点。三井住友 FG HPから しずろく作成）
北米
- ニューヨーク
- ロサンゼルス
北米の赴任地は金融の中心地。
ビジネス環境が非常に整っています。生活環境や治安も良好で、家族での駐在の場合高品質な教育や医療サービスが利用可能です。
ヨーロッパ
- ロンドン
- フランクフルト
北米同様金融の重要拠点で。ビジネスと生活のバランスが取りやすい地域。多文化が共存し、国際的なネットワークを広げるチャンスが豊富。
アジア
- 香港
- シンガポール
- バンコク
- ホーチミン
アジア各赴任地では、急速に成長する市場への対応が求められる。
ベトナムやタイなどでは、現地の金融ニーズに応じたサービスが提供されており、現地企業との提携も進む。
よめ特に力を入れている地域ね。
新興市場
- インド
- インドネシア
- フィリピン
- ミャンマー
- カンボジア
新興市場では、急速な経済発展とともに金融サービスの需要が高まる。
SMBCも積極的に進出。例えば、ベトナムではVPBankとの提携を通じて市場シェアを拡大中。
三井住友銀行で実際に働く人の意見
若手社員Openwork から参考に引用するわ。
20代男性
三井住友銀行の組織体制は、リテール、ホールセール、グローバル、市場の各事業部門と本社機能に分かれています。社風については、温かみがありながらも厳しい環境であると言われています。社員は全力で業務に打ち込むことが求められ、前向きな案件については周囲の協力も得やすい環境です。しかし、業務に手を抜くことは許されず、高いコミットメントが求められる点も特徴です。
30代男性
給与制度に関しては、総合職とリテール職で20%程度の差があります。かつては年功序列制度が主流で、30歳で年収1,000万円に達することが一般的でしたが、最近では実力主義が導入され、中堅若手の昇給が難しくなっています。最短で8年目で支店長代理になれば年収800万円程度になりますが、初期の昇進は一部の優秀な社員に限られます。
30代男性
三井住友銀行では、年次に関係なく、数字面での目標達成に向けた営業活動が求められます。その達成感ややりがいを感じることができる環境です。また、メガバンクとしての顧客基盤を活かし、社会的に高い貢献度を持つ運用ができる点も働きがいの一つです。
成長のための研修制度は豊富で、自主的に参加することで多くの成長機会を得ることができます。ただし、全体的な研修は少ないため、受動的なタイプの社員は成長機会を逃す可能性があります。営業以外にも本部での活動があり、キャリアパスは多様です。
メガバンクの海外駐在。お薦め転職エージェント
しずろくメガバンクに転職し、海外駐在を目指したい人のオススメ転職エージェントです。
実際に私しずろくが今の企業に転職した際もいずれも登録し利用しました。
現在の年齢・年収・職種により使い分けることをお勧めします。
海外駐在したいなら『ここ』
- 外資系、IT企業への転職実績が豊富なアクシスコンサルティング。
- 創業2002年の老舗エージェント
- 大手外資ファームや、外資系IT企業、また国内のIT系メガベンチャーなどへの転職実績が豊富。
20代ハイエンド層の転職
- 薦めたい転職エージェントNo.1.に選出
- 40年以上企業の海外進出をサポート
- 老舗JACリクルートメントと共同運営
- 海外案件・外資系企業に強い。
第二新卒・Fラン大からでも
キャリアアップ
- 大手企業に転職後、海外駐在した人も
- 正社員経験3年未満の方向け
- スタッフも第二新卒
- 2000年設立の老舗エージェント
- 経験豊富なキャリアアドバイザー
三井住友銀行の海外駐在 まとめ
三井住友の海外駐在 -まとめ-
| 海外駐在時年収 | |
| 働きやすさ | |
| 将来性 | |
| 若いうちからの赴任チャンス | |
| ベンチャー性 | |
| 世界シェア |
しずろく結論。三井住友の海外駐在、こんな人にオススメ。
- 有名な看板をもとに世界で活躍したい人
- プロジェクトをチームで進めたい人
- 「野心的安定志向」の人(年功序列はもう崩壊）
- 海外赴任の経験を若い時から積みたい人
